コスト縮減可能な防爆型推進工法

企業者大阪市都市環境局 【三堂建設工業(株)】
件名佃幹線下水道築造工事
施工場所大阪市西淀川区佃幹線地区
概要管内径1650mm
推進延長L=500m R=150m (7箇所)、70m(2箇所)
土質砂、シルト、粘土
土被り8.96m ~ 7.33m

本工事は、住宅が密集する狭い曲がりくねった道路下から、交通量の多い国道2号線下をSカーブで斜めに横断する非常に難しい条件下での長距離・急曲線推進工事でした。
また、事前の地層構成の調査では地中には多くのメタンガスが賦存していることが確認され、施工に際しては細心の注意を払った防爆対策が求められました。
従来、行なわれていた防爆対策は、「掘進機や推進管内に侵入した可燃性ガス」に対して、掘進機や坑内設備の発火源を抑えるために、機器類やスイッチ類を防爆改造する方法が採用されてきました。
この方法は、改造費用が非常に高価となることや坑内にメタンガスを存在させるという前提に問題がありました。
この問題点を解決するために、本工事では「掘進機や推進管内に侵入したメタンガス」に対する防爆設備ではなく、「掘進機や推進管内に侵入しようとするメタンガスを完全に遮断する」ことを基本としたより安全な防爆対策を採用しました。