信用を重んじ、技術を磨き、社会に貢献する

 当社は第二次大戦後間もない1946年(昭和21年)、土木工事専門会社として設立されました。 創業者木村又左衛門が、進駐してきたアメリカ軍施設部隊の圧倒的な施工力を目の当たりにして、焼け跡となった日本を復興するには「機械化」と「動力化」によって、 土木建設技術を向上させなければならない、という信念から興したものでした。

 以来当社は、「土木建設技術の発展・向上」という創業者の意志を引き継ぎながら、全国各地で土木工事に携わって参りました。この間、1948年には日本で初めて推進工法を導入し、1990年にPC事業を開始、2006年には台湾現地法人(台湾機動建設工程股份有限公司)を設立して海外展開を開始するなど、推進技術とPC技術に基盤を置く業容を拡大して参りました。このように当社の歴史は、まさに戦後日本の土木工事の歴史に重なるものといえるでしょう。

 近年は、日本経済の構造変化とともに土木事業を取り巻く環境は大きく変化し、淘汰・再編の時代を迎えております。当社も、専業である推進技術とPC技術におけるさらなる技術開発や業容拡大を進めつつ、液状化対策などの新規事業や海外事業の展開など新たな事業を開拓して、事業形態の多様化を進めております。

 引き続き皆様のご支援ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 中野 正明